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Channel: ニセ外人のスキー日記
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後編:骨盤のゆがみ

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前回のつづきです


「骨盤のゆがみ」をうたい文句に人を騙すのは簡単です


なんてったって「骨盤のゆがみ」という負の言葉を宣告すれば「カラダが悪いのはそのせいだ」って信じる人もいるでしょうからね


スキー の技術やターンの左右差と関連付けて商売してる人も少なからず目にするんだよね

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前回も記事にしたようにレントゲンやMRIを撮らなければ微妙にズレた骨盤がどう歪んでるか分かるハズないです


つーかレントゲンでも判断するのは難しいでしょうし

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どう歪んでるか分からないカラダをどう整えるのか?


ふふふ、オカルトだよね



そして、なにより骨盤のゆがみを正しく整えるなんてできる筈がないと思う


なぜならば、骨盤を含め大きな骨格は強靭な靭帯で形成され関節として成り立ってる


バンジージャンプやってもカラダが変形しないのは強靭な靭帯があるからだ

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それをチョット運動したり、人の手で変形させるなんて到底無理だよ


骨盤の関節だけでなく、腰椎や大腿骨も付いてるなかで都合よく整うはずはないよね~

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整えようとしても余計に歪ます方の確率が遥かに高いしょ


手術してボルトで留めるなら分かるが・・・

  


ここでこんな例を・・・


猫背のネコを真っ直ぐ伸ばしたらどうなるか?


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そもそも、チョットやそっとじゃネコの背骨もビクともしない


しかし無理やり真っ直ぐに伸ばしたら・・靭帯も切れ 骨も折れ ネコ死ぬぜ


人間だって同じ

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2回にわたって「骨盤のゆがみ」を記事にしました


実際骨盤を含め人間のカラダは左右差は多かれ少なかれあります


スキー と骨盤のゆがみを結び付けることは単に人の弱みに付け込んでるだけ


「骨盤のゆがみ」をうたい文句に何かを薦められたら・・・あなた騙されてますよ


この記事に興味を持って頂けましたら ぽち凸してね~
↓ ↓
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