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Channel: ニセ外人のスキー日記
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レッスン≒上達?レッスン≠上達?・・・

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ハロハロ


さて、先日「上達するゾーン」と「限界かもゾーン」の記事を書きました


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今日はそれに合わせてレッスン≒上達?レッスン≠上達?というお話をさせて頂きます


これはあくまでも自分が長年指導をしてきた経験を元に主観で綴ります


自分は今でこそ上級者の指導をしてますが、30年ほど前は中級者以上のレッスンはしたことがありませんでした


そう、レッスンは子供をはじめとした初心者もしくは初級者のみ


シーズン中フルにスクールに勤め、それを数年間はずっとこのレッスンでした


この初心者のレッスンはもの凄くやりがいがあります


なぜならば必ずと言っていいほど皆さん上達するから


例えば、修学旅行は通常3日コースで行われますが、はじめは歩くことままならず、止まる事もできなかった生徒が・・・


最終日にはリフトを何本も乗って悠々とゲレンデを滑り降りてきます


生徒さんの運動能力の差はありますが、ほぼ全員(指導者も生徒さんも)が上達を感じているでしょう


実はここの部分で指導者による指導の上手さは上達には関係ありません
(楽しいレッスンをする?しない?は大いに関係あるけど、この話はまた別の時に)


一つの学校で指導員が多い時で50人でますが、デモンストレーター先生が教えても、新米先生が教えても皆上手くなります


なぜならば、生徒さんは皆 上達するゾーンに入ってるから


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さて、ここからが本題なのですが


やっぱね、数多く指導を経験してるからかもしれないんだけど、こーいう思いがあるんだよね


レッスン=上達ではない


レッスンはいつも全力投球でお客さんに上手くなってもらいたいとあの手この手を使って必死にやってます


だけど・・・・レッスンをしたからといってお客さんが上達する?しないは別の話し


この上達する?しない?はお客さんの伸びしろ次第です


長い期間のコーチングならコーチの力は重要なんですが、


一般的なレッスンなどでは、お客さんのすでに持ってる技術が高ければ高いほど レッスンと上達は結びつきません 


人の能力ってこういうものですし、図に書いた限界かもゾーンの存在をしっかり認識しなければ、お客さんに「上手くさせる」などと根拠のない事を言ってしまう場合もあると思います


でわ、上級レッスンの目的は


自分が思うには一番はお客さんの満足度と思ってます


先生の見本が見れる というのもそうですし


上級者の技術(コツ)を知る というのもそう


普段できない上級者ならではの滑りを指導者と一緒にやる というのも・・・


上級者を教えるなら、何よりもその先生がお客さんにとって信頼のおける とっても上手い先生でなければいけないと思ってます


だからこそ、上級者を教える先生は 技術の面でも資格の面でも実績の面でも、それが信頼となって満足度につながるわけで・・・

・・・・

人の心理として「私が教えたら、あなたは上手くなりますよ」なんて宣伝されたら、


上達に悩んでる人は「わ、一度教わってみようかしら」なんて思う人もいると思う


それが、心情です


そういったことが、今の世の中、ネット上にもアチコチにあります


そこに入る入らないはその人の自由


ただ、上達には限界かもゾーンがあるということを意識してないと情報に振り回されますし、

騙されます・・・


また、教える指導者がそういった事を認識できないで宣伝してる人もいます


上手くなる?上手くならない?はやっぱご自分の伸びしろ次第、やる気次第


レッスンと上達の関係は、まずはここ・・・・先生は二の次三の次じゃないでしょうか

※ただ満足度は先生次第


○○さん、もう騙されないようにね


今日はレッスンと上達についての話しでした


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