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Channel: ニセ外人のスキー日記
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スキー組織を辞めていった人はどんな思いなんだろう

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自分がこの街のスキークラブに移籍したのが今から約18~19年前


何度も記事にしているが、超ド級な閉鎖的封建的な体質をとっていた


天皇様と呼ばれるリーダーとそして参謀


リーダーのスキーはクラブ員がゲレンデまで運ぶ、脱いだウエアはハンガーに掛ける・・なんて当たり前に行われていた(いる)


バスでスキーに行くときはリーダーのストックを荷室に入れるなんてバチ当たりな事をしてはいけない・・・下っ端が手に持っていく


30~40人が一列になって順々にリーダーに挨拶する光景を見た時はビビったよ



立場の弱いスキーヤーたちは「上手くなりたい、資格を取りたい」その為に組織に入って耐えてきた


そんな真っ当でない行動でも誰も意見を言えなかった 従わなくてはいけなかった



自分がこの街に移籍してきて思ったのが「この街のスキー組織は狂ってる」って思ったよ



もちろん、クラブ員達に「この体質は間違ってる」って説得したさ


でも皆 慣らされていたし、上層部に逆らえなかったんだよね


県連の役員の家まで行きクラブの現状を訴えた事もあった


地元に自らクラブを作って変えようと思ったが、多くの人に阻止された


そして・・


時は今、この街には8つのスキークラブがあるが壊滅状態だ



当たり前だよね


常識ある人間だったらこの団体から離れるだろう


残ったクラブ員でも仲間をこの封建的なクラブに誘えないっしょ


家族(子供)がスキーをやっていてもこの街のクラブには入れられないよね


この街は特別ヒドイが、基礎界そのものが似た体質を持っている



・・・・・



自分が「この体質変えよう」って思って、組織に意見したりブログに書いてるのはこれらがキッカケなんだけどね



  


さて今日の本題です


県連では年に数回大きな会議があります


その時に配られるあるものがある


それは・・・・


移籍・退部一覧表
(我が県の正指導員、準指導員の移籍&辞めた人の一覧表)



(現在は資格者数は1800名ほどいる)
「何月何日に○○スキークラブの○○さんが退部しました」と言うのを知ることができる


先月の会議では「6月~9月」の移籍・退部者は30人だ(4人は移籍それ以外の方は全て指導員を辞めている


その前の会議(4ヶ月ほど前)では46人の退部者の報告があった



ちなみに準指導員として昨年入会してきた人は33名だが・・・
近年は、1年間に100人近い人が辞めていってるのだ


これが今の現状なんです


 


現在、スキー場やスキー学校、メーカー等の営業努力でスキー産業は底を脱出した感があります


しかし、問題なのは基礎界を中心とした県連人数そしてクラブ員がどんどん減っている


このままいけば10年後、20年後は想像ができる



実は指導員を辞める時にこれを届け出る必要がある


退部願いだ

イメージ 1



苦労をして取得した指導員資格ですが、この「退部願」を書くときは皆どんな心境なんだろう


・・・・・


指導員を維持してる自分としては仲間が去るのは寂しいな


「時代が辞めさせた」って事が大きいと思いますが、それだけではないと思います


スキーや資格の「魅力がなくなった」って事も大きな要因なんじゃないかな?


ヘンテコな教程に10年近く振り回されたって事もあるだろう


指導する場がないって事もあるだろう


研修会出たら講師がすごい下手だった・・なんて事もあるだろう


辞める人にはそれぞれ理由があるのだから残ってる人はそれらを教訓にしなければ

  


我が街を見れば未来の県連または基礎界を想像できると思うんだ


立場を利用して私物化してる人は居ませんか?


自分の欲やイイカッコする為に役員やってる人はいませんか?


魅力ある組織作りをしてますか?



我が街が反面教師です




最後まで読んで頂きありがとうございます。この記事に興味を持って頂けましたらぽち凸してね。
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